文章をスパムメールっぽく変換する

スパムメールが沢山きた

前までは「現金配送状況」「この画像を見てどう思いますか」等のあまり面白くない文面のものが送られてきていました。こんな文面で引っかかる人がいるのか疑問だし、しかも頻度は週1~2程度(土日)。やる気がないにも程がある。

 

しかし最近は一時間に3通、間に小さい文字を挟んで味わい深い文章を送ってくるように。前までのやる気のなさが嘘のような気合の入りっぷりに人は変われるんだなあと感動(違う人間が送ってきてるだけだとは思うけど)。

 

f:id:ym_tami:20170610200207p:plain

  • 妹一JぁKょ&ゅ私ょJ。Dっどゅっぁちっとょしゅた。いぇ?ぃ写ぅ真 見一てぉねぁ♪ゅ  やっずゅぷぃま!せ

  • つぃいゅにぇあょのぁ国ょ民一的ぁアぃイゅドぅルっがぇA一Vゃデぅビぁュゃーぃ決ぃ定ゃしょま一しゅたぁ〜(●ぇ´ゅ∀`) ゅやぁとぁぱぁけぉせ

  • 緊ゅ急ょ!。緊っ急っ!ぁ!ぉ!ゅこ、の、辺ゃでぃ河 童 みぇか けぁま。せ!ん!でゅしった。かぅ?ゅ!ぁ 一だ はゃみぅふ。に

  • ずっっぅと!探ぁし てゃいったぁよ!。ぇ前?に!僕ゃと。メぇ、ゃー ルぇしゅて一いぁた よぅね一?ぇ去ぇ年ぁの!紅ぁ白ゅで!はぇ ぇ !ぞ一がっす よぁた

  • あ。なぃた一はぇ過!去ぇにょ様 々ゃなゃ名。目っでぁポぇぇょイ ゅぃンぇ、ぃト、代!をゅ請っ。!求ぇさょれぁ多ぇ大 な。損?害、をぁ被、り。まぁし一た、ねぉ?一私ょが!救ぃ済ぉしょまょす !っ !い!ぶっな?ぜぇの

  • 私 が、あゃなゅたっをぅ救 済ょしぃまっすょ。999999pt追。加ゅしぃまゅしぁた かぉら まぁずゃはぇおぇ返一事ぁくゅだぁさぁいぇ。ゅ ゃぽぁの、ぷぅぞ。ぢ

  • 999999pt譲ぁ渡っし!まゅし?た、か一ら!無っ。。料ぃで!メゃ一 ー ぃぉル一出。来一まぅす、。ゅ本一文?へ 進。み!私。か ら?の。救っ済ゃを。受?け。て?くぃだ、さ一い?。ぅ ?に!へ一おっぢっり

 

顔文字にも挟んでるところが斬新。

文字挟むのってフィルタ対策の効果あったりするんだろうか。

 

業者に敬意を表して文章をそれっぽく変換するやつを作った

業者の頑張りに心打たれてpythonでテキストファイル読んでスパム風に変換するやつを作った。

というのは冗談でtkinterを使ってみたかったのとファイルの読み書きを出来るようにしたかっただけです。

 

 

# coding: UTF-8

from tkinter import *
import tkinter.filedialog as fd
import tkinter.messagebox as mb
import random


ha_moji1 =["ぁ","ぃ","ぅ","ぇ","ぉ","ゃ","ゅ","ょ","っ","ヶ","。","、","!","?"]
ha_moji2 =["佖","橤","欀","欜","氅","灩","熣","燍","燲","爋","瓥","甫","矕","磡",
           "碰","篜","篨","篣","耂","苎","蚀","见","訚","觌","议","闸","阢","餀",
           "鲢","麫","龙","齹"]
ha_moji3 =["q","w","e","r","t","y","u","i","o","p","a","s","d",
           "f","g","h","j","k","l","z","x","c","v","b","n","m"]
ha_moji4 =["ア","イ","ウ","エ","オ","カ","キ","ク","ケ","コ","サ","シ","ス","セ","ソ","タ","チ",
           "ツ","テ","ト","ナ","ニ","ヌ","ネ","ノ","ハ","ヒ","フ","ヘ","ホ","マ","ミ","ム","メ",
           "モ","ヤ","ユ","ヨ","ワ","ヲ","ン","ャ","ュ","ョ","ァ","ィ","ゥ","ェ","ォ","ッ"]
ha_moji5 =[" "," "," "," "," "," "," "," "," "," ","\n"]



def fileopen():
    path = fd.askopenfilename(
        title = "変換するファイルを選択")
    
    #押されたラジオボタンによってかえる
    if var.get()==1:
        ha_moji = ha_moji1
    elif var.get()==2:
        ha_moji = ha_moji2
    elif var.get()==3:
        ha_moji = ha_moji3
    elif var.get()==4:
        ha_moji = ha_moji4
    elif var.get()==5:
        ha_moji = ha_moji5
        
#指定ファイルを読み込み一行ずつ処理
    ha_moji_len=len(ha_moji)
    with open(path,mode="r",encoding="utf_8") as moto:
        for line in moto:

            #1行を改行を削除して1文字ずつリストにする

            moji =list(line.rstrip())
            moji_l =len(moji)
            #print(type(line))
            #一行の1/3くらいに挟む
            for i in range(moji_l//3):

                #挟む文字と位置を決める
                hasamu_ichi =random.randint(0,len(moji) -1)
                hasamu_moji =random.randint(0,ha_moji_len -1)

                moji.insert(hasamu_ichi, ha_moji[hasamu_moji])

            moji_join ="".join(moji)
            re = open("result.txt","a",encoding="utf_8")
            re.write(moji_join + "\n")
            re.close()
    mb.showinfo("変換完了","出力しました")

#ウインドウ
root = Tk()
root.title =("スパム風文章生成")


#ボタン上文章
ue_la =Label(text="ファイルを選んで変換")
ue_la.grid(column =0,row = 0)

#ボタン
henkan_bu =Button(
    text ="ファイル選択",
    width = 10,height = 1,
    command = fileopen
)
henkan_bu.grid(column = 0, row = 1)


#ラジオボタン
var = IntVar()
var.set('1')

r1 = Radiobutton(root, text = "普通", variable=var, value = 1)
r1.grid(column =1,row=0)
r3 = Radiobutton(root, text = "アルファベット", variable=var, value = 3)
r3.grid(column =1,row=1)
r4 = Radiobutton(root, text = "半角カナ", variable=var, value = 4)
r4.grid(column =1,row=2)
r5 = Radiobutton(root, text = "スペース・改行", variable=var, value = 5)
r5.grid(column =1,row=3)


root.mainloop()

 

やってることは読み込んだ文章を一文字ずつのリストにして適当な位置に適当に選んだ文字を挿入してるだけでひねりも何もないけど結構笑えた。 

挟む文字は何パターンか選べます。

本当は画数多い漢字を挟んで文字化け風にするのもやろうかなと思ってたんですが文字コードの扱いがよくわからなかったので見送りました。

 

スパム風変換

青空文庫から太宰治走れメロス」の冒頭を落として遊んだ。

 

ゃ メ?ロスは激ぉょ怒?したぁ。必ず、かの邪智ぁゃ暴虐っの王を除かなぁけれっばなゃらぬと決意した。メロ!ぁスにょはぅ政ぇ治がわ?。かゅ。ら、ぬ。メロスは、村ゅの牧ヶ人であるぁ。笛を吹ょゅき、羊と遊ぇん?で暮して?来!たぇ。ぇけれども邪悪に対しょぇては、人一倍ぃに敏感であった。ぉきゃょう未明ヶぃメロスょ?は村を出発ぅしぁ、野を越え山越え、ゅ十里はなれた此のシぃラクスの市にやぉっょてヶ来た。メロゅス?には父も、母もぁ無。い。ゅヶ女房も無い。十六のぅぃぃ、内気ぃな妹と二。人暮しっだ。ぇこ。の妹はっ、村の或るぉ律気な一牧ぁ人を、ゃ近々、ぁ花婿として迎えるぉゃ事になょっていた。結婚ぇ式も間ゃ近かなヶょのである。メロス、は、それゆえ、。花嫁の衣裳やら祝宴!の御ょ馳走やらゃを買いに、はるばゅる市にや!って来たのぁぁだ!。先ず、そ?の品々をゃ買い!集め、それかぁら!都ゃの大路をぶら?ぉぶ!ら歩いた。メロスには竹馬のゃ友があった。セリヌンティウスである。今!!は此ょのシヶぅラクスの市ぁゃでぉ、ぃょ石ぃ。工、をしゅている。そ?のぁ友を、これから訪ねてみっるつゅっもりっなのだ。久しく逢わな?かっぁたのだから。、訪ねぇて行くのぁっが!楽しみである。歩いって、いぇるうちょぁヶにメ!ロぉスは、まちの様子を怪し?くぅ思っぅぁたぅ。?ひっそりしている。っぉ。もう既に日っも落ちて、まぅちの暗い、の、は当りまえだがヶ、けれヶども、ヶなん!だか、夜のせぅいぅばかりでは無くヶ、市ヶ全体ゅ、が、やゅけぅっに寂しぃい。ヶのぇんきぉなメロス!も。、ぃ。ぇだんだん不安に?なってっ来た。路ぅで。逢った若ぇいヶ衆をつかぃまえて、ぅ!何かあったのか、二年まえぅに此の市にぉヶ来たとき。は?っ、夜でも皆がぇ歌をぁうたょってぇ、まちは賑やかであったヶ筈ゅぃだゃぃが、と質!ゅゃぁ問した。若い衆は、首をぇ振って答えなかったヶ。ゃしばらく歩いゃて老ぅ爺に逢ヶぁい、こん、どょはも!。ゃゅヶょっと、語勢を強くして質ょ問ぇした。老爺はぃ答えなかったぁ。!ぉメ。ロス。は両、手で老。爺。のからだをゆすぶヶって質問を重ね、ぃたょ。老爺はぁ、あたりをはぅばかる低声で、、わ!ずか答えぃぉたぉぁ。

 

スパムその後

業者の頑張りは4日しか続きませんでした。

今は以前と同じつまらないメールが週1で送られてきます。

 

 おまけ

 

他の

 ハメロスはス激マア怒ゥンした。必ず、かの邪ャ智暴虐コのウ王ネサを除かヒンなけれナばならぬと決意した。ケメスロスには政治がフわタァかネアらぬ。メロスはサ、村の牧人フであオる。笛を吹き、ョ羊と遊んでィンソ暮しムニてタ来モネた。けれどもョ邪ヒソヘ悪サネシに対しアては、人一倍に敏感であッったト。きょう未明メェロスは村を出発し、ア野をッナ越え山越え、十里ムはなォトれた此のカシラクスの市にやっャて来た。キメロスには父ヤもホヨ、母も無い。女房フッもセン無ノい。十六の、内フ気な妹と二人セ暮しだハ。ミこウの妹はメ、村の或ョる律気な一牧人ャをフコン、近々、花婿ノとして迎える事になっていた。結婚式も間近ィスかェなワのである。メロスは、オそれゆえ、ヤ花フ嫁の衣裳やら祝カ宴の御ネゥャヨ馳走やらをヨ買いにシ、はンるァばる市ヲにやって来たのだ。先ワず、ヤその品々をケ買い集めネ、スチそムヘれからヘ都のュノ大路ホをぶワクムらぶらヲユヘィ歩いた。メロスには竹馬の友がメあっニヨゥた。セリヌンティウスである。ィシ今エは此のシラクオスのシヒヤ市で、石工をしていャる。そのサ友を、こォクれから訪ねンてカみるつもりタなのだ。久スしく逢わなかマったのだムから、訪ねスヲて行くマのが楽しみフであるヲヤネ。歩いているタうホちにメロスはセ、ソまちの様子を怪ヘヌュしく思ェっッた。ケひっそりしてオいアる。もう既にオ日ヤも落ちて、まちの暗いのは当ォりホまえだゥが、けマれニども、なんだか、ス夜のせいカばメシネかンりでは無く、市全チ体が、ワやけに寂しェい。ェのんヤきなメヒロスも、だんだんユ不安タになニってカ来た。路カオミでサ逢った若い衆をシつかまヤえて、何ナテかあっウケナたのアかユ、二年まえに此テのク市に来たときクヲは、夜でも皆ェテが歌をヤうたって、まちは賑やモかでマネマィあホった筈だがヒ、マと質ミ問した。若い衆は、首ュを振って答えなかサった。しばハトらく歩いて老爺ネに逢いア、サこんどはノもっと、語勢をモ強くして質問したシ。老爺は答えなかっヲミフた。メロスは両手で老ム爺のタヒトからだをゆすぶって質問を重ねユたィ。老爺メは、サオあホたりをはばャノかる低声で、セウわずか答スえウヌた。

 

 メロ スは
激怒した
。   必 ず 、かの 邪 智暴虐の王 を除  かなけれ ば なら ぬと決意した 。メロス には政治が わからぬ。  メロスは、村 の牧 人である。
笛を 吹き、羊と遊んで暮して来た 。け れど も邪悪に

対  しては 、人 一倍に敏感 で
あった。きょ う未明 メロスは村を出発し
、野 を越え山越え、十里 はな れた此のシラクスの市にやって来 た
。メロスには父も、 母も無 い   。女房
も無い。十六の、内気
な妹 と二人暮し  だ。この妹は、村の 或る律気な
一牧人を、 近々 、花婿として 迎える 事になっていた 。結婚式も   間 近 かな
のである 。メロスは 、それ ゆえ、花 嫁  の衣 裳やら祝宴の御馳走やらを  買いに 、は るば る 市にやっ て来たの だ。 先ず 、そ の
品々を買 い集め、それから都 の大路 をぶ ら
ぶら歩 いた 。メロスには竹馬の友があった。セリ ヌンティウ
スである。今 は此の
シ ラ
クス  の市で、石 工をしている。そ の 友 を 、これから訪  ねて みるつ もりなのだ。
久しく逢わな かっ

たのだから、訪 ねて行くのが楽しみで ある。  歩 いているう ちにメロスは、まちの 様 子を怪しく思った 。ひっ そりしている 。も う既に日も落ち て、まちの暗
い のは当 り ま え 
だ が、けれども、なんだか、夜のせいばか  りでは 無 く
、市 全体 が、やけに
寂しい 。 のん き な
メロスも、だんだん不安になっ て来た。路で逢 った若 い衆をつかまえ て、   何 かあったの か 、二年まえに此の市に来たときは、 夜 でも 皆 が歌をうた って、まちは賑 
やかであ  った筈だが、と 質問した。若い衆は、首  を振って答えなかった。しばらく歩いて老爺に逢 い 、こんどはもっ と、

語 勢を 強くして質 問 した。老 爺
は答えな かっ た 。メ ロス は両手で老 爺のか らだをゆすぶって質問 を重ねた。 老爺は、
あ たりをはばかる低声 で、 わ ず か答えた。

 

u メsロdスは激怒sした。必ず、かtの邪dq智暴虐pの王を除かなeければならdyぬとl決zi意hしhた。メロスaudにはca政治がpわcからぬ。メdロoスは、村のp牧人szでbあsiるb。笛を吹き、羊とjw遊んで暮して来た。fnけれhrどrqも邪悪に対しては、ip人一倍に敏感でxあった。きょう未ru明メoロスはf村をr出発gし、野xをr越え山越え、十里はtなれた此iyのシラクスの市にやpってt来xた。メaiロvスには父も、母も無い。女房も無い。ne十六tの、内気なmz妹と二人暮qしdだ。こaの妹は、村kのt或るe律i気な一x牧人を、ona近r々、花婿bbaとsしcてg迎えるu事になってdいた。r結婚式cもz間y近bかkなのである。メロrスは、それゆえ、花嫁の衣scs裳gnやらx祝宴のl御馳走やuらを買いに、はdるばる市qにやって来たのだl。v先ず、その品々iを買vい集め、それかpmらk都の大路をぶらlぶら歩いxた。xkメロfqrxfスにはdx竹馬の友がeあった。セfリkヌンティeウスgである。今は此のシラクbスfの市で、石工をしている。wその友を、これかuら訪ねてみるつもりなのだ。久fしく逢わなvoかったのだから、訪dねwてrj行くのが楽しみである。歩いuてzいtるうjちにメshロスはzh、まちqの様子を怪しく思vuった。iひっそりしvていlる。oもう既に日も落ちて、まちのt暗いのはrx当りtまえtだが、けれども、jなんだか、u夜のbせいばかpsりytvでは無く、市全体pnが、やけに寂しsい。のnんきwなメロスyも、uyだんだんfi不安vsになtって来た。k路でah逢った若いg衆をつirかまえて、何かあったのかw、二年まえに此の市に来たときはs、夜でもx皆がkv歌をうたって、まgちは賑cやかdであjった筈だが、qとl質問した。若い衆は、x首を振って答えなhかっvた。しjvhばらmuく歩いてf老爺に逢い、mこんnどはもhっiyと、語勢を強くして質問しhた。j老爺はw答zえなかoった。メロスはl両db手wdで老爺hのからだをゆすぶqって質問niを重ねた。老爺は、azあたりをはbzばpqかる低声で、わmkずかw答えた。